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ピエール・ジャネ『強迫観念と精神衰弱』(1903年)について
on 2026年2月18日 at 07:57
『強迫観念と精神衰弱』とはどういう著作か『強迫観念と精神衰弱(Les obsessions et la psychasthénie)』は1903年にピエール・ジャネが記した大著である。この著作において、ジャネの考察は初期のヒステリー研究からそれ以外の神経症の病態へとさらに広い範囲へと広がった。さらには「人間が現実と関係を結びそれに働きかけ、その存在を確実に把握することを可能にする心理的作用の研究」、すなわち心理的緊張と精神レベルの振動というその力動理論の中核の輪郭を描いた。いわばジャネの思索の転換点と言える著作である。日本語訳や英訳は存在しないが、その議論の重要な点が記載された『神経症』は古いものでが翻訳されている。続きをみる
